中の国で作られた自動車の衝突テストの評価が爆発的に低いことで関心が集まっているそうで。陸風汽車という会社が作った車の強度は、満点が5つ星のところ、ADAC(ドイツ自動車連盟)で星0、ユーロNCAPで星2個という酷すぎる評価に。つまり人が乗るには向かないという評価が下されているわけです。
安かろう悪かろうと日本では昔から言いますが、値段以前に中国自体が悪かろうですから、ごく当たり前のことかもしれません。
審査員の中にはどんだけ酷い車が登場してくるのか楽しみにしてるんじゃないかしら。今回もエアバッグすら搭載してない車だったそうだし。そんな車を世界標準として売るなよ。
以下、引用。
中国車として初めて欧州を代表する衝突安全テスト、「ユーロNCAP」を受けた陸風汽車(ランドウィンド)の中型ミニバン、『CV9』。同車の衝突テスト映像が、ネット上で公開されている。 動画リンク:陸風汽車CV9の衝突テスト 陸風汽車は、中国の江鈴汽車傘下のブランド。実は2005年、陸風汽車はADAC(ドイツ自動車連盟)の衝突テストで史上最低評価の「星ゼロ」という不名誉な称号を与えられている。その車はオランダで発売されたSUVの『ランドウィンド』だ。 同車は64km/hの前面オフセット衝突で、運転席が完全に押しつぶされた。この結果を受けて、ADACは同車の欧州での販売禁止を呼びかけたが、これに陸風汽車が猛反発。「中国の安全基準は満たしている」と主張していた。 今回、陸風汽車は名誉挽回を期すべく、ユーロNCAPに初挑戦。しかし、結果は最高評価が5つ星のところ、2つ星に終わった。ユーロNCAPは、「CV9には、サイドエアバッグとESCが未装備。頭部を保護する機能もない」と、その安全性に疑問を呈する。 しかし、2005年のADACの「星ゼロ」から、今回のユーロNCAPの「星2つ」へは、同社5年間の安全性の進化と見るべきなのか。まだまだ世界基準には程遠いCV9の衝突安全性能を示した影像は、動画共有サイト経由で見ることができる。